ネットワーク科学が解明した成功者の法則

☆成功で重要なのはあなたではない。社会なのだ

多くの成功本は、成功事例をいくつか載せているだけで、それを実験データとして分析していない。鼓舞するためのもの

☆あなたが成功するために重要なのは、あなたのパフォーマンスではない。重要なのは社会であり、社会があなたのパフォーマンスをどう捉えるのか

成功は個人的な現象ではなく、集団的な現象だ→あなたの功績はそのネットワークにとって有益か

☆私たちは、成功はパフォーマンスたいう基準で決まると信じている→パフォーマンスという明確な測定基準のない世界

☆学生はパフォーマンスと野心が重要。将来の年収を決める→ハーバードに落ちた学生のその後を追うと、その将来の成功はSATの点数が高校時代同レベルにあったハーバード生と変わらなかった→自分がどこに所属していたいか?という野心が重要

且つてアーティストとして世界一稼いでいた人物→成功したければ、良いギャラリーに展示してもらわなければならない。ギャラリーは有名なアーティストの作品を展示して名声を得て、アーティストは評判の高いギャラリーに展示されて名声を得る、持ちつ持たれつの関係にある

パフォーマンスに上限はあるが、成功には上限がない

スーパースターと闘うと押しつぶされるが、スーパースターに協力すると押し上げてくれる

最初の好意的なレビューが肝心

成功が成功を呼ぶ→どんなにけた外れの成功も、最初の小さな成功から始まる

最初の成功時にハブを取り込んでおく→ハブとなる者(有名人)の知名度により、弾みをつけてキックスタートが決められる→無名な者たちだけの騒ぎは長く続かない

先行者利益を打ち破ったGoogle→過去の成功×適応度=将来の成功→多くのビジネスは先に行ったものが有利になる。しかし、先行者利益を得ているビジネスでも、適応度を高めることで追い抜ける

よく働くリーダーは成功をもたらす

個人のIQと集団的IQは異なる

☆誰かの影に長く入り過ぎると、自分の貢献も覆い隠される→実作業に汗を流したものと栄誉を授かるものとは別

成功の法則にも差別は入り込む→女性がいるチームの方がパフォーマンスが高いと示す調査がたくさんある

成功法則1→パフォーマンスが成功を促す。パフォーマンスが測定できない時はネットワークが成功を促す

成功法則2→パフォーマンスには上限があるが成功に上限はない

成功法則3→過去の成功×適応度=将来の成功

成功法則4→チームの成功にはバランスと多様性が不可欠だが、功績を認められるのはひとりだけ

成功法則5→不屈の精神があれば、成功はいつでもやってくる

アルバート=ラズロ・バラバシ

1120円

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