せめぎ合う遺伝子
※遺伝子同士の対立と競争 ゲノムは調和した社会ではなく、せめぎ合う利害の戦場である→ゲノム、生物がもつすべての遺伝情報の総体 個体の利益を犠牲にしてでも、自らを増やす遺伝子が存在する 自己欺瞞(嘘)の進化は、他者をより欺くためにある 利己的遺伝因子→宿主の生存や繁殖に貢献しないどころか、時に害を与えてでも、自身の次世代への伝達確率を歪めて広がるDNA配列 常染色体キラー→競合する対立遺伝子を破壊あるいは不活性化し、自分の伝達率を50%以上に高める因子 ゲノムインプリンティング →父親由来と母親由来の遺伝子で、子への栄養供給などをめぐって利害が対立し、発現の仕方が異なる現象 利己的な因子の暴走は宿主の生存を危うくするため、ゲノム全体(他の遺伝子たち)は、これらを押さえ込もうとする多様な 対抗システム(サプレッサー) を進化させてきた Austin Burt Robert Trivers 4500円