遺伝と平等 人生の成り行きは変えられる
☆行動遺伝子学→人間の行動形質は、遺伝の影響を受ける→運も遺伝で決まってしまう
☆努力できるのも遺伝→努力できない人は、努力できるようにする仕組みが必要
☆ルーマニアで1966年に中絶を禁止する法律が制定→人口増加が経済成長につながると考えられたから→出生数は増加したが、多くの子供たちが親の経済的、社会的な理由で孤児院へ送られた→50万に以上に上るとされる→政権が倒れて、多くの人が孤児院に訪問。何百人の子供が幼児用の金属の寝台の上で沈黙しながらじっとしていた→愛着関係を築くことができず、日常的に暴力や辱めを受けた結果、子供は絶望して沈黙に引きこもってしまっていた→預けた親たちは、子供が労働力として成長したころに引き取る予定だった→孤児院の状況は施設によって違ったが、障害児を収容する施設は劣悪であった→子供たちに対する体罰が「適切なしつけ」として奨励されていたとし、子供たちを殴打しない職員は弱いとみなされていたと証言がある
※要約、日本は学校歴社会→学歴ではなく、どこの学校を出たかを見られる
※専門家から見ても読みにくい本。原文や翻訳のそれぞれで読みにくくなってしまった可能性があるとのこと
キャスリン・ペイジ・ハーデン
3000円