海辺のカフカ 上
※15歳の誕生日の夜に東京都中野区の実家から家出。高松にある甲村記念図書館へと辿り着く。スタッフである大島さんと佐伯さんに助けられ、しばらく図書館に寝泊まり。母親がカフカの幼い頃に家出、その母親が佐伯さんではないのか?
※一方、同じ中野区に住んでいる温厚な老人「ナカタさん」(60代)は、あることが引き金となり、カフカの父親を殺害。その後「入り口の石」を求め、トラックの運転手星野少年の助けを借りながら、カフカ少年と同じ高松市へと移動する
※カフカ少年とナカタさんは、お互いに家庭的なあたたかさに恵まれず、コントロール不能な暴力性を内面に持つ。上では、カフカが佐伯さんの霊と遭遇するところまで
※図書館のスタッフである佐伯さんが19歳の頃に作詞作曲し、世間で大ヒットとなった曲名が「海辺のカフカ」
人が運命を選ぶのではなく、運命が人を選ぶ。それがギリシャ悲劇の根本にある世界観だ。...人はその欠点によってではなく、その美質によってより大きな悲劇の中にひきずりこまれていく
目を閉じちゃいけない。目を閉じても、ものごとはちっとも良くならない。目を閉じて何かが消えるわけじゃないんだ。それどころか、次に目を開けた時にはものごとはもっと悪くなっている。...しっかりと目を開けるんだ。目を閉じるのは弱虫のやることだ。現実から目をそらすのは卑怯もののやることだ
多様性のある社会とは、決して「価値観の違う人がわかり合うこと」ではありません。多様性のある社会での態度とは、つまり「お互いを放っておくこと」「わかり合えなくてもスルーすること」なんですよ。
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村上 春樹
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