孫子の兵法
※ 本書は、『孫子』十三篇の全訳
孫武自体はよく分かっていない→呉王に認められていたと言うことくらい
2000前の兵法書。これ以外にも50冊以上書かれていた記録があるが、これしか残らなかった→現代でも使えるくらい優れているから→戦争の法則性を研究したもの
武田信玄の風林火山も孫子から4文字借りていることが広く知られている
ナポレオンも孫子を座右の書として持っていた。三国志の曹操も注釈書を残している。ドイツ皇帝ヴェルヘム2世も第一次世界大戦前に読んでいればと超嘆息をついたらしい
彼らを知り己を知る→彼らの戦力を計算した上で、勝算があれば戦い、なければ戦うべきでない
その備蓄を攻め、その不意に出ず→戦争とは所詮騙し合い。いかに敵の目をくらますかを重視しなくてはならない
正を以って合し、奇を以って勝つ→戦いは正攻法と奇襲の二つを組み合わせ、奇によって勝利を収める
守勢の時は静かに身を潜め、攻勢の時は一気に畳み掛ける→その早きこと風の如く、その静かなること林の如く
戦争の上策は敵を痛めつけることではなく、降伏させること
戦わずして勝つとは、武力ではなく頭脳で戦うということ
むき出しの怒りは往々にして墓穴を掘る
論語→孔子は個人の真実と政治のあり方を教えた→孔子は失敗だらけ
孫子は組織としての軍団の動かすことを説いた→孫子は功績だらけ
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守屋洋