ドイツ人のすごい働き方

ドイツ社会の仕組みには、文化、歴史、民族的要因がある→朝6時起き。早起きの人は7時前に出勤して午後の3時には就業する

仕事とプライベートを分けるために、朝は仕事、夕方はゆっくりと家族と楽しむ時間にしている

☆ドイツでは個人の時間を重要視して、労働時間内で時間を完結させる文化が根付いている

☆ドイツでは、喫煙室の代わりにカフェスペース

ドイツではデスクワークの作業スペースが広く、仕切りはないけど2メートル近く離れている→自分のスペースが広いからこそ考える余裕も生まれる→至高のスケールは作業スペースの広さに比例する

朝は集中タイムで雑談もなくミーティングも設定されない→電話がなり雑談やミーティングが断続的に行われるオフィスでは集中の維持が困難→脳のリソース限界を認識する

☆ランチ後は散歩に出掛けて中だるみを防ぐ→散歩は脳をリフレッシュさせる。できれば森林浴で

ドイツは労働法で定められているので、劣悪な環境な職場が存在しない

☆ドイツの会議は発言する人のみ参加する→逆に発言しない人は次回不参加させられる→議事録も先にテンプレートを用意して、日時、参加者、議題、決定を予め打ち込んでおく。議事録は準備が全て

人生の半分は整理整頓→整理整頓が生活の基本として文化に根付いている→モノの住所を作ってそこに戻すを繰り返す

家庭内教育→例、窓拭きは1回で時間も決められている→具体的な清掃ルールが家族に共有されている

一方的に強要はせず、子供と徹底的に整理整頓について必要性を議論して、子供に納得してもらう

ドイツは18時閉店であれば40分くらいには清掃などが始まり、18時の閉店と同時に人もいなくなる。それが当たり前なので誰も怒らない

ドイツは列車は不正確。しかも改札がないのでキセルし放題と思いきや、抜き打ちチェックが定期的にあり罰金も高い

☆ドイツ人は効率的で、本質さえ守られていることを重要視する

ドイツでは有給は取らなければならないモノ→休みの使い道がなければ定着しない→旅行会社が関与。格安でバカンス

ドイツ企業はバカンス前提でシステムを設計している

☆日本人は仕事の様子を見て休みを入れる→ドイツ人は新年の最初にほとんどの休みを決める→期待を膨らませた状態で日々の業務に取り組める

長期休暇と共に、旅行でどんな経験をしたいか、家族とどんな時間を過ごしたいか、何を自己投資するか、どんな仕事のプロジェクトに挑むか立てる→一年を生きる意味ができる

☆休暇の過ごし方→ホテルは3食提供→ご飯を考えなくていい→ひたすらビーチや自然でのんびりする。最初の1週間は仕事が過るけど、2週目からは頭が空っぽになる→独自のマインドフルネス→無の境地、空

ドイツの勤勉さは日本とは違う。ドイツは決められた時間を守る。日本は自分を犠牲にしても与えられた仕事を全うする

労働は罰というキリスト教的価値観がある→カトリック教でも労働は罰として与えられる苦役

ドイツの職場でのお疲れ様は、ファイヤーアーベント、意味はパーティーの夕方

ドイツでは正社員として働き始めるのは30歳前後。それまでは大学院や職業訓練や企業で学ぶ期間→新卒として働く時には何かの専門家として入社する

マイスター制度もあり、手当などが厚い→日本で義務教育となる中学3年間はドイツにはなく、この3年で大学、専門、訓練校に分かれて勉強する

☆早期教育をすることで、やりたいことがわからないを考え無くしてしまう。デメリットにもなりメリットにもなる

ドイツ人は激しい議論をした後も引きずらない→学校教育でディベートが繰り返されるので慣れている→ディベートでは人間性を否定、攻撃してはいけない

☆会社での出世は目指さず、個を磨いて自分をブランディング化する→転職にも強くなる

※初めの方の三割過ぎくらいまでの日本とドイツの違いの内容が面白かった

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