なぜ、あの人には何でも話してしまうのか 心理カウンセラーのすごい「聞く技術」
※心理カウンセラーの聞く技術
人の話を聞く時、人は話そうと思いながら話を聴いている→人は話を聴くよりも、話すことに意識を向けている
☆話してもらえる人は、受容(ただ受け入れる)、共感(相手の気持ちを想像する)、自己一致(感情、思考、行動を一致させる)
☆相手の会話の返しは肯定も否定も意見もしない→そうですね。そうなんですね。と先ずは受容する
☆人間は何故話したがりなのか→自分のことを知ってもらいたいという承認欲求から→話すことで所属欲求を満たす→生まれた直後からの本能
☆聞き疲れ→日常的な愚痴を聞きすぎると疲れてしまい、精神にもダメージを追う→一回1時間までにする
☆相談に上司関係はない→教えてあげる・聞いてあげると思ってしまうと勝手に上下関係の対応をしてしまう→聞き手として失格
☆相手が間違っていると思ったら→ノージャッチ→人との信頼関係を作りたい会話では邪魔になってしまう→常識や自身の価値観はいったん忘れて話を受け入れる→そう思う?と聞かれたら話せばいい
☆自分と正反対の生活を送っている人もいる→正解などないというスタンスが大事→真面目な人ほど、自分の意見と違うことに過敏に反応してしまう
☆カウンセリングでは共感してはいけない→共感すると相手の悩み事を自分の悩み事の様に感じてしまい、相手の話が効けなくなる→共感せず受け止めるだけ→共感してしまいアドバイスや質問は必要ない
声のトーンや、しぐさ、使っている言葉を相手に合わせる→相手の話を聴いていると伝わる
☆本音を話してもらう話し方→話し手が自己一致を始めないと本音は出てこない。カウンセラーでも本音・本心を話してもらうのは大変
カウンセラーは相手の問題を解決できないことが分かっている→問題を解決できるのは話し手のみ→聞き手にできるのは解決するためのお手伝いのみ
☆カウンセラーは沈黙が訪れたらひたすら黙る→相手の感情と思考を整える時間
聞き手としてやってはいけないことは相手を否定すること→例、仕事を辞めたい→×仕事を辞めてはいけない!→○どうして仕事を辞めたいのですか?
☆上手に聞く技術=聞き疲れしない技術→頑張って聞かないこと。1から100まで話を聴かないこと→一流のカウンセラーは感情の乗っている部分だけ聞く
audiobook
山根洋士
1595円