結婚するのはやめました

※作者は32歳から40歳までの8年婚活していた

「家」と「会社」と「ネットゲームの世界」、ダメなリアルの人生の穴埋めをするかのように、「ネットゲームの世界」がひとつの「自分の居場所」となり、次第に抜け出せなくなっていた→ 多くの人がいて、チャットで楽しく会話をしながら、敵を倒し、クエストをして遊ぶ。本当にそれは「もう一つの世界」

サービスの終了をふと考えて32歳の時に婚活を始めた

婚活パーティーをインターネットで探して参加→よく見かける20対20の回転寿司→ 「意外にも外見には普通な方が多い」というのが、私の印象

女性側が私の年収欄に目が行った後、露骨に冷たい態度になりました→スマートフォンをいじりながら会話をしようともしない女性も多々いました→参加していた女性の五人に一人くらいはこういう人

☆初回の参加は不慣れなことから、ほとんどお話できずに終わった

また、美人のA子さん以外の女性陣は男性陣から相手にされずに放置されてしまって、大多数の女性は席に座ったままでした→ 美人な女性にむらがる男性とプライドの高さから意地でも動かぬ女性の弱肉強食の世界をかいま見ることができ、何だかもう変な空気だったのが印象的でした

その後、毎週婚活に参加して、何回か目でようやくカップリング達成。電話番号とLINEを交換して後日連絡したところ、着信拒否→ こういったことは日常茶飯事で、これには本当に疲れました。何度もパーティーに通い、やっとカップリング成立になって連絡先を交換できても、音信不通が当たり前でした

婚活パーティーのメリット→頻度が多く、お金さえあれば気軽に参加できて多くの異性と出会える。本人同士なので写真で先行落ちしない。喋りが得意な人には良いシステム

デメリット→男性は費用が痛手、女性は費用が安いので真剣さが薄く飯目的もいる。カップル成立しても音信不通は当たり前。頻繁に通うと男女共にメンツが同じ。宗教勧誘もいる

婚活パーティーのデメリットが際立ってきたのでやめた(一人は付き合えた。会いたい時に会いに行くよが決め手のフレーズだった。著者の女性経験不足ゆえ破局)

タダ飯目的で婚活パーティーや合コンに参加してる人はめちゃくちゃいる→女性からも費用をとっているか要確認

37歳になって結婚相談所→システム的にまず容姿で気になった人のプロフィールを見る感じ。見た目が良く無いと戦えない

お見合い写真は盛られている場合が多いので注意

ホテルのラウンジをお見合いに使うのはよくある→都内のホテルは値段が高いのでコーヒー一杯1500円とかする→お茶代と交通費で一回5000円ほど

お見合い後、仮交際→仮交際中は複数の仮交際が認められているので、合法的に何股もかけれる

結婚相談所のメリット→如何わしい目的の人が少ない、男女共に真剣な人がいる、カウンセラーさんという味方もいる、お見合い形式で一対一、リモートもあり、相談所を通すので音信不通になりにくい

デメリット→お見合いも結局は顔、お金がかかる、一回会うまでが難しい、仮交際になっても見えないライバルがいる

※途中から著者の専業主婦への偏見がはじまる

結婚相談所側は最初はアルコールの入るデートをおすすめしていない

相手の女性は選ばれる側だと思っていないことが多い。選ぶ側のマインド

著者の結婚相談所の成婚退会費用は28万円

婚活終盤に入り、お見合いボタンを押しすぎて、お見合いが決まってもろくに相手が誰なのか分からなかった→活動に時間がかかると年齢も容赦なく加算される

お見合い不成立が続くと心理的にも焦ってしまう

著者も婚活終盤に真剣交際まで辿り着く。そのデート中お互い結婚を意識し始めるため、楽しい話だけでなくお互いの親の介護問題や、給与や貯金についてなど負の話もすることになる

結婚相談所入会中はお泊まり禁止だったり色々と深いところまでは理解し合えない。特に日常生活など普通が違うこともある→入浴時間や耳かきが綿棒かどうかなど→しかし、著者は細かすぎる気がする→普通なのが一番の、普通が一番難しい

作者は無事に成婚退会できたけど、初めてのお泊まりで起きた女性の口臭が臭くて気になりすぎた→この時作者は40代。独身生活が長かった分、女性への免疫もなく世間一般的な普通の感覚もズレてしまっていた

普通の女性に対してギャップを感じてしまった作者は、2回目のお泊まりで股間が反応しなくなってしまった

また、彼女がリボ払いで借金があることを知り、そのままお断りに

作者の結婚相談所の感想として、お泊まり禁止にされていることによって、大事な判断材料を奪われている感があった→しかし、婚前で子供ができてしまったら問題なので仕方がないルール

結婚を諦めた作者は、何のために生きるのか?という疑問にぶち当たった→その答えは楽しく生きること。婚活で出会った女性たちと結婚できたとしても、幸せな未来になるとは思えず、過去に本気で好きになった人と結婚できていれば、幸せになれたと感じた

☆みんなが思う幸せのカタチ「結婚=ゴール」のレールに乗っかろうとして、勝手に自滅して、勝手に「不幸な気持ち」になっていた

「結婚をしなければならない」という、重荷が取れたことによって自分の考えが大きく変わった

作者は結局最初のネットゲームに戻ってしまったが、婚活をしたおかげで、結婚しなければならないという思い込みから解放された→本を書くということも挑戦し達成された

きちんとした自分の人生を歩みたいと思うのならば、周りから決められたレールを歩くのではなくて、自分自身の「幸せ」を生きるのもまた正解なのだと思いました

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