同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?
☆できる子は勉強以外の時間も学んでいる→東大生の多くは自然とそれができてしまっていた→できる人は自然にできている。そのため明文化されてこなかった
☆自転車を10回練習して乗れる子供、100回練習して乗れる子供→いままで運動神経の違いだと思われていた→10回練習して乗れる子供は楽器もすぐに弾けるようになったり、数学がスラスラできる傾向にある→運動神経は関係ない
☆先生の言葉を一回で理解できる子。国語の勉強ができる子→どちらも読解能力が高く、そうでない子と比べても同じ文章を読んでいるようで全く異なるものを見ている
☆先生は文章を読めているので、実は子供たちには読めていないことが分からない
☆東大生はなぜ1聞いて10理解できるのか→東大生の共通点→ボギャブラリーが豊富、集中して人の話を聴く、自らの意見を必ず語る(持つ)
☆東大生の記憶力がずば抜けている背景には、話をよく聞くことが挙げられる→人の話を聴きながらその内容について自分なりに租借し、自分の考えを話す→それほど重要でもないことでもこの傾向がみられる
☆できる子は常に学んでいる。寝るとき以外はすべて学習→できない子は、授業を聞いていても学んでいない。もしくは授業中しか学ばない
☆人と話すとき、テレビを見るとき、街を歩くとき、感じ、考え、自分の意見を持つ習慣を持っている→それによって教養が深まり考える力も深まり、自己表現力もつく
☆日常のあり方に大きな差がある→気づく楽しさ・知る楽しさ・考える楽しさを知る必要がある
☆良い方法→人と違う意見を発言させること→別の見方や別の意見がないか?
授業を受けても学んでいない子の特徴→授業を受けていても話は聞いてない。黒板の文字も写経しているだけ
授業だけが学びの子供→両立という意識が強い→プライベートと学業の様に分けて考えている
☆机の上でのみを勉強だと勘違いしている人、子供が多い
知能は遺伝で決まるという文献はあるが、その後環境によって変位するという文献もある→アメリカの学者で遺伝と環境が相互に作用すると唱える人もいる
☆環境によって遺伝が開花する
意味を理解して本を読んでいる子供。字ヅラを追って本を読む子供→学校教育だと文章から答えを探し出そうとするから字ヅラを追ってしまう
教育とは、もっともシンプルでなければならない→どうしてだろうね?と問いかけて考えることを促す。もしくは、まとめさせる。要するに?簡単に言うと?共通点は?
人は日常生活で、ほとんど疑問を持たずに生活している→脳は見たいものしか見えないし、聞きたいと思ったことしか聞かないという特徴があるから
東大生は具体的な問題を抽象化させて、ルール化やパターン化させるのが自然とできる
☆元々素質のある子は、3歳にしてすでに抽象的な質問をする傾向になる→人は何のために生まれてきたのか?など→普通の子は、このアニメのキャラクターの名前は何?と具体的な質問をする
☆応用力の正体→抽象化→一つのことを抽象度を高くしてみることにより上から下の現象を幅広く見ることができる。そうすることで共通点を見出すことができるようになりルール化して物事を捉えられる
NG→理解できない言葉を使う、考える前に答えを言う、しつこい質問、育成しようとする(言動に圧がかかり子供にばれる)、同じ言葉を何度も使う(しつこく思われ、バレる)、短期の効果を期待する
石田勝紀
1320円