経済評論家の父から息子への手紙
☆親世代の時代と今とでは、有利な働き方・稼ぎ方のあり方がかなり変わっていることに親子共に気づいていない
昭和生まれの働き方・常識は割が悪い→大企業役員、弁護士、医師になったとしても時間の切り売りは変わらず、数億程度の資産を築いて中程度の金持ちにしかなれない
☆昭和の働き方が是とされたのは、経済全体が成長していたこと、社員側の立場が弱かったこと→転職が難しい時代のため会社を辞めるという選択肢がなかった
☆新しい働き方は、時間の切り売りでは達成できない効率性を求める→常に適度なリスクを取る、他人と異なることを恐れずにそのために工夫する
クビのリスクは総合的に小さい
経済格差は、資本のリスクとリーダーシップから生じる→投資家や資本家はリスクを取っているから当たり前。もう一つの収入源はリーダーシップ
自分の人材価値を育て、活かすことを中心に考える→人材価値=(能力×実績)×持ち時間→持ち時間のピークは35歳
1つの分野で自己投資の目途は2年→2年間集中して取り組めば素人と異なるレベルになれる
人間関係は、頭のいい奴、面白い奴、本当にいい奴と付き合う
転職して良い理由→仕事を覚えるため、能力を活かすため、ライフスタイルを変えるため→常に転職を意識して仕事をする
モテるための秘訣→常に上機嫌で過ごすこと
山崎元
1760円