移動と階級: 講談社現代新書

移動は資本になる→移動したことある経験によって有利に移動ができる(慣れ、サービス知見、文化交流)。また家族状況(介護)によって移動できるできない。地元から離れることができる。手軽に引越しを検討できる

日本人の6割が移動の自由をめぐる格差を感じている→自分が障害者よりも、身内に障害者や介護(親)がいる人の方が格差を感じている

物価高騰によって、年収差の移動距離が広がっている

コロナのGoToトラベル時、富裕層程移動できることを如実にさせた→コロナによっても収入や生活の心配がない層ほど、得して移動できた

☆移動距離で成功するという人は多数いる。また発想力は移動距離に比例するという人もいる

☆移民が生み出したイノベーション→昔から議論されており、直接あるいは間接的に高度な移民によって持たされたイノベーションが複数ある→国境を超える移民の成功率は高い

☆移動は高度人材のイノベーションを高めている→移動はどんな人材のイノベーションを高めているわけではない

現在、移動時間の使い方を各社で商品化されつつある→移動時間を効率化など→また、階級が上に行く人ほど移動時間の使い方を効率化したがる傾向がある

移動しないことは個人の怠惰だけではない→貧困や健康・環境(介護)、ジェンダー問題など複数ある

☆移動を多くする人が移動をすることができない人に対し、もっと移動を推奨するなど視野が狭くなってしまうのはなぜか?→自分の成功を、環境や運ではなく自分の行動や実力の結果だと誇示するため

※「移動は成功をもたらす」は本当なのか?を疑うテーマの本

Audible

伊藤 将人

1100円

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