本物のコンサルを選ぶ技術

後のBCGの共同代表と話した際→コンサルファームは二つに分類できる。マッキンゼーとBAGか、それ以外か→前者は考えて出したアイディアを提供し、後者は知識を提供する

コンサルに一番必要な資質は、考える力。これは優秀なビジネスマンに必要な資質とほぼ同じ

多くの人が考えるを誤解している→知識ではなく考え出したアイディアを提供しないといけないが、多くの人は他人が作った理論やフレームワークを使いまわしている

コンサルを選ぶこととコンサルに頼らず自分で考えることは反対のように思えて、表裏の関係である→自分の頭で考えてできるようになれば、自ずと実力のあるコンサルを選ぶことができる→自分に考える力があるからこそ、コンサルに考える力があるのかもわかる

ダメなコンサル→一から考えようとせず、決まった見方や理論を振り回す

ハーバード大学は日本の大学教育と違い、考えることを教えてくれる→課題となるテーマを話し、それについてどう考えるのか学生から自由に意見を出してもらう→だいたいつまらない意見の中に1割くらい光る意見を見つけ出し、それをブラッシュアップしていく

ハーバードは教えるではなく、一緒に考えるのが大学の授業のスタイル

雇う企業にも問題がある→コンサルを雇うからには会社としての目的や目標が明確に存在してなければならない→間違っても、あなたを雇うとこちらにどんなメリットがあるのか?などと聞いてはいけない→コンサルを雇えば安易に会社に何かプラスになると受け身の姿勢で思っている→戦力を増強したい攻めの姿勢で雇う

コンサルは知識ではなく考えたことを売る仕事→知識があるのは当たり前。それを使っていかに考え抜くのか

考えることとは十分に拡散したのち収束させること

コンサルを使う効果→時間を買う、内側からは分からないズレや、真の問題を強制する、理論的に因果関係を分析、外圧として思い切った意思決定や改革を起こす手助けになる

成績の良い営業は、自分の会社の商品はもちろん理解し、競合の商品も知っていてその二つを比較して商品の良さをアピールできる→凄腕営業の場合、さらに客が何を欲しているのか、どうして必要としてるのかという本日まで理解している

堀 紘一 津田久資

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