ウィルゲート: 逆境から生まれたチーム
祖父、父と3代経営者。しかし、祖父も父も途中で倒産・廃業している
岡山で育ち付属学校から高校生の時に慶應義塾高校に進学。寮も出て高校から一人暮らし。周りが夢や目標をもって行動しているのに刺激されてビジネス書を読み漁り、高3でwebショップを作って冬休みに売買を経験する
大学に進学して地元の親友と共に開業
当初ネットショップの売上は月10万だった。次年の8月にメンバーが辞める中2人残って頑張って売上100万いった
売上が安定してきたら、仕事を社員に任せて経営の本を読んで学び始めた→経営の知識がなかったから。しかし、その姿を見て他の社員はまた辞めていった
ネット広告に騙された経験から、顧客の満足度を良くしたいと考えるようになった
売上が在学中に月300万に届き、ネットショップ事業をやめてマーケティング業に切り替えることにする→選択と集中
立ち上げ一年半後に月500万売上
20歳でウィルゲート設立。渋谷20坪の事務所に移転。移転予算は300万。家賃40万で補償金など吟味して決めた
家賃が低いせいで立地上の悪臭や、エアコンで水浸し、ブレーカー落ちが多発して後悔した
2006年月商1000万。itバブルも再度加熱し始めた。しかし、物足りなさもあり、この頃から資金調達を始めた
5000万融資など含めて集める。翌年人気事業を始めるが即撤退。ミリオンダラーホームページを真似たサイト→15パーしか広告枠が売れなかった
ウィルゲートショック→優秀な人材をたくさん採用して、新しい事業を計画した→優秀な人たちの成果が上がらない→社内の体制が全く整っていない。そのため、新規顧客に提案ができない状態だった。また、優秀でも個人プレイヤーが多く人任せであったり、ゼロから提案書など書類作成ができなかったり、まだ会社や商品の知名度がなかったため、これでは売れないと文句を言われた→本当はその知名度の改善や、組織体制を作るところからやって欲しかった
ベンチャー企業では、大手では当たり前にサポートされる体制が整っていない
2007年3月赤字決算。従業員数24名→従業員20名の会社に6人の役人。船頭多くして山に登る
22歳、2008年組織崩壊→従業員の半数が辞める→上記のような不満が続いた結果。また、合併予定の相手が裏切り。調達した資金もほぼ底をつき、株主たちに謝りに行く。1人の株主が状況を理解してくれて、何とか再生をはかる
22歳が10個上以上の人たちと付き合っていたため、頭の中の考えや思いやビジョンを共有してこなかった
大量脱退から3か月後、残ったメンバーで短期的に長時間働き長く続いた赤字から脱却し黒字化。脱退での人件費削減もあるが、それ以上に残存社員の力が大きかった→次の年からV字回復→何をやるかより、誰とやるか
2009年移転→2010年30人→2011年60人→同年9月90人。1年積極的な採用を行いメンバーを増やした→ボロボロ雑居ビルの時はドタキャン率50%以上だった
小島梨揮