遠い太鼓

※村上春樹が40歳の頃に、1986年から1989年にかけてヨーロッパを旅した際の旅行記・エッセイ。各地でアパートを借りながら常駐して過ごす

※このヨーロッパ滞在中にノルウェイの森やダンス・ダンス・ダンスを執筆

☆異国にいた時、僕と妻も恐ろしく孤独だった。日本にいても、ノルウェイの森やダンス・ダンス・ダンスは書かれていたと思う。けど色彩は変わったものになっていただろう、良くも悪くも。ノルウェイの森をどうしてこんな風に書いたのかよく聞かれるけど、私にもわからない。この時にこう書くしかなかったというしかない。異国の影のようなものが宿命的にしみついている

南ヨーロッパでジョギングをしていた時、犬と闘うことを決意→犬が放し飼いで人が走っていると追いかけてくる。棒を持って走ろうとしたが、紛争などで警官隊が街に徘徊しているので警戒される。警官隊と闘うか、犬と闘うかの2択。いつも追いかけてくる犬とにらみ合い怒鳴ったことで2度と追っかけてこなくなった

ローマのヴィラ・トレコリでノルウェイの森を書き上げた

☆長い小説を書くとき、これを書き上げるまでは死にたくないといつも思う。死について考えながら小説を書くことが多い

日本は国は豊かだけど人は貧しい

※ダンスダンスダンスはローマにて執筆した

※かなり時代は古いが、長期海外旅行のお手本にはなる

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