世界の教養365
ソクラテスの弟子がプラトン、プラトンの弟子がアリストテレス、アリストテレスの教え子にアレクサンドロス大王
人間の魂が肉体以前に存在していると考えたのは、プラトン→また、魂が天国にいる時にイデアを知り、地上の肉体に宿って学んだりした時は学んでいるのではなく、イデアを思い出しているだけ
☆60 科学 メンデルの遺伝学説→ 19世紀半ばには、遺伝については次のふたつの学説が主流だった。ひとつは、両親の特徴がどちらも同じように混ぜ合わされて子どもができるという説。もうひとつは、子どもを身ごもる環境が、その子の特徴を形成するという説。メンデルは、これがどちらも間違っていることを証明した→ エンドウマメの花は、色が紫か白で、その中間はなく、さやは黄色か緑色だ。背丈は高いか低いかで、豆は丸いかしわがあるかだ。こうして、混ざり合わないらしい特徴を全部で七つ見つけた
メンデルは、のちに「遺伝子」や「対立遺伝子」、「優性遺伝と劣性遺伝」と呼ばれる考え方を導き出した
背丈の高いエンドウマメを低いエンドウマメと掛け合わせた場合、子世代のマメすべてに、高くなる優性遺伝子がひとつと、低くなる劣性遺伝子がひとつ伝わる。どのマメも背丈は高くなるが、背丈が低くなる遺伝子も、発現こそしないが、必ず持っている
メンデルは7年間で2万8000本のえんどう豆を育てた
現在の科学者の見解では、メンデルの理論と実験結果があまりにも一致し過ぎているため、確証バイアスに陥り不都合なデータを見逃したり削除していたと指摘されている
メンデルの理論は生前は見向きもされず無名のまま亡くなったが、その後、植物学者が発見して遺伝学の研究は一新された
ペスト→ユダヤ人の陰謀論による迫害を生んだり、教会の尊厳を損ねた。神が助けてくれない
イエスが磔にされた経緯→ユダヤ人の宗教界隈が腐敗していると激怒していた。エルサレムの神殿では最も聖域とされる場所で両替人や商人が店を開いていた。そこで弟子を連れて乗り込んで机をひっくり返したり騒動を起こした。これに対してユダヤ人の大司祭がイエスが神を冒涜したとして逮捕。イエスが主張を曲げずにいると、十字架に磔の死刑が言い渡される。なぜこれほどの極刑を言い渡されたのかは今も議論されている
アメリカへの大きな移民の第一波はアイルランドの大規模の飢饉。20%の人口が減少されたとされ、豊かな土地を止めて大勢がアメリカに移動した。飢饉の原因はジャガイモの疫病。ジャガイモが主要な食物となっており他に食べ物がなかった
信頼できない語り手→ロリータの主人公のこと
カルマ(業)とは、道徳的な因果の連鎖のことで、ヒンドゥー教の中核をなす考え方のひとつ→ヒンドゥー教は、紀元前3000年にまでさかのぼることのできる古い宗教で、特定の開祖は知られていない。ヒンドゥー教徒は、生き物は死と再生を繰り返すという輪廻を信じている。だから、生きているあいだに人が行う善行や悪行が、来世に影響を与える。一言で言えば「因果応報」ということだ。善行を積めば来世で善い結果が得られ、悪行を重ねれば来世は悪い結果になる。ヒンドゥー教徒は、善行を積む際の指針として、昔から伝わるヒンドゥー教の聖典に示されているダルマ(正義)に従う
カルマの思想は仏教にもあるが、ヒンドゥー教のカルマは、神の介入を認めるという点で仏教と大きく異なっている→善行を積めば神様が罪を軽くしてくれる。仏教では、自然法則の一部とされる
道教→紀元前700年ころから前200年。哲学であり宗教でもあると見なされる。紀元5世紀に現在の形にまとまった。道教の開祖とされる老子は、孔子と同時代人だと言われており、当時中国を治めていた周で蔵書庫の役人をしていたという。道教では、老子のほか、伝説上の帝王である黄帝も始祖とされることがあり、そのため道教は黄老思想とも呼ばれる。老子が残した書物、『道徳経』は、わずか5000字から成る短い書物→ それによると、この世に存在する万物には、「道(タオ)」と呼ばれるものが備わっているという。これが、生命に絶えず変化をもたらす力の背後にあって連続性を保証するものだと考えられている。道教は、「道」と一体になることが求められる。信者たちは、この世は対立に満ちているが、「道」と一体になることで平和な状態に到達できると信じている。道教は、自己鍛錬と社会変革の両方を訴えている。儒教が社会生活を基盤とするのに対し、道教は、生きていくには隠遁生活で十分だと唱えている。道教は、共産党が支配する毛沢東時代の中国で公式に弾圧された。そのため現在、道教の信者が最も多く集まっているのは台湾である。風水も太極拳も、道教の考えに基づいたものだ。
原子爆弾→ナチドイツが原子爆弾を開発するのではないかと非常に深く憂慮していると、アインシュタインがアメリカ合衆国大統領フランクリン・D・ローズヴェルトに短い手紙を送り、アメリカはもっと優れた武器を先に開発しようとして原子爆弾を完成させた右手マンハッタンにナチドイツから逃げてきた優秀な科学者が大量に集まっていた
☆日本には、大きく分けて四種類の神道が存在した。神社神道、今もある。教派神道は、集会所に集まって礼拝を行う13の教派を指す言葉。民俗神道は、占いや祈祷療法など多くの民間信仰を取り入れた信仰だ。他の神道と違ってほとんど組織化されていない。国家神道は、第二次世界大戦(1939~1945年)まで存在した日本の公的な国家宗教で、現在はもはや存在しない。国家神道は、近代天皇制の下で天皇への絶対的な忠誠を求め、儒教や仏教の影響を排除しようとした。
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